日々是流流

“細工は流流仕上げを御覧じろ”~より善く生きるためのその時々の記録です。

私のドラゴン

大分時間が経ってしまいましたが、2週間ほど前に、DOD主催で、
 
 
を開催しました。
毎回キャンセル待ちが出るほどの人気講座で、今回も同じ内容で、3回目の開催でした。
 
当日、参加者の人数が足りなかったので、私も一参加者として参加させていただきました。
大学院が修了したタイミングで、これから自分がやりたいことを明確化したかったので、ちょうどよかったです。 感謝!
 
リフレクションカードやレゴシリアスプレイの説明は上記のリンクに譲って、いきなり本題に入りますが、こちらの写真が、私が作った「したいこと」「現在の自分」「さまたげているもの」を表しています。
 

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他の人から見ると、本当になんてことのない「単なるモノ」ですが、当の本人からすると、手が動くままにつくったものの、自分のお腹の辺りの反応(センサー)に従ってブロックをセレクトし、組み上げる形が決まっていったので、そこにはやっぱり自分の潜在意識が出ていると思います。
 
面白いのは、「さまたげているもの」が思いっきりヒーローズジャーニーのドラゴンっぽくなってしまったこと。まんまじゃん(笑)
 
で、そのドラゴンっぽいものを他の方に解説してもらったとき出てきた表現が(ほとんどお互いの背景をしらないままなので、直感で)かなり核心をつかれていました。
 
●自分がしたいことを、さまたげているもの
 
完成されているもの
存在が大きい
複雑
正体がわからない
重い
自分をにらんでいる
(自分が育てたい)卵を育てるのを躊躇させる
目で自分を見ている
自分は爽やかに一歩を踏み出そうとしているのに惑わせようとしている
自分には理解できない重いもの
自分にはまだ創れないもの
自由にさせてくれない
想像して勝手におののいている
 
という言葉が出てきました。
なんだかどれもしっくりする。
 
自分の内面に言葉を与えるということを、いろんな形で試してきたこの5~6年でしたが、他の人に言ってもらうっていうのはほんとに新鮮で、ドキッとする言葉も多かったです。
 
さらに、あとから付け足したなにか「足りないもの」に関しては、ほんとにざっくり「おどろおどろしいもの」としてデュプロのブロックをおいたのですが、これがWS終わりには、深い納得感を持って、次のようなところに着地しました。
 
自分の中にあるどんな感情も
他人のどんな言動も
作品をクリエイトする上では
ギフトでしかない。
 
これは多分1年くらい前にも、ある日突然、自転車にのって頬に風を受けたときに、湧き上がってきたものです。
今回あらためて実感してうれしくなりました。
 
レゴで作った作品は、何度見てもいろんな意味に解釈できて、だけど自分なりにここが核心だな、ここがまだ見えていないなという部分がどんどんクリアになっていって、ほんとにうまくできてるなーと思います。
 
箱庭、コラージュ、粘土など、手が赴くままの作品づくりにはいろいろ取り組んできましたが、総じて、自分のセンサーの感度もかなりあがってきて、かなり信用できるようになってきたように思います。
 
そのくらい、手がつくるものには自分が本当に望んでいる、深い部分が現れる。
 
今後はそれをもっと、能動的に表出していきたいと思います。
 
人に読んでもらうための文章じゃなくて、自分のための文章だけど、これでえいやっ。